2013年8月アーカイブ

 ポリプラスチックスは、顧客の樹脂部品開発支援を目的に、独自の成形技術の開発を強化する。金属接合技術や断熱成形技術に加えて、新たに配管部品向けの水路成形技術と、樹脂同士の接合技術を開発した。ユーザーにとって製品開発までの時間短縮や生産性向上、開発部品の品質・機能向上が図れるといった利点を訴求することで、自社エンプラ材料の普及促進につなげる考えだ。

 2013年冬シーズンに向けたスタッドレスタイヤ商戦が来月から本格化する。独自のナノテクノロジーをベースに各社とも新素材・新技術を駆使した新製品を投入。乗用車用では氷上性能を高めるとともにドライ・ウエット性能の両立性を向上、トラック・バス用タイヤでは高耐久性の次世代タイヤでシェアアップにつなげる構えだ。冬用タイヤは業績に与える影響も大きく、新商品の販売動向が注目される。

 住友軽金属工業は、独自合金をベースに他金属のアルミ代替を推進する。電気伝導用途向けには銅代替として強度と熱・電気伝導度を両立した「EC2?T6」の普及を狙う。置換により重量で45%、材料コストで73%の低減化が可能であり、バスパー(配線材料)やインバーターなどをターゲットに取り組みを強化する。また、筐体用途ではステンレス代替として強度特性に優れる「GM55?H38」を提案。重量軽減はもとより非磁性といった特性が評価されて携帯端末のシャーシ向けに採用が広がっており、応用製品のさらなる拡大に取り組む。

 ファインセラミックスセンター(JFCC)は、自動車の排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)の電流検出型センサー向けとして、高性能な電極材料の開発を推進する。検知極材料の構成元素であるマンガンの一部をセリウム(Ce)とマグネシウム(Mg)で複合置換した素子を作製したところ、応答電流値が従来組成と比較して約2倍に向上した。今後、応答メカニズムの解明などに取り組みながら、車載用の高性能なNOxセンサーの実現を目指す。

 児玉化学工業は、新材料および新製品開発を強化する。埼玉第1工場(埼玉県本庄市)にフィルム加飾成形機を導入、自動車内装材向けプラスチック部品の量産試作を開始した。成形後にフィルムを貼合・転写する加飾技術を利用したもので、従来の塗装品などに対するコスト優位性を生かし、製品・用途開発を加速する。このほか自動車関連では、三菱樹脂グループと共同で、金属の樹脂化に対応する次世代複合(コンポジット)材料の開発にも取り組んでおり、早期実用化を目指していく。

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