2011年9月アーカイブ

 昭和電工グループの上海昭和高分子有限公司は、バルクモールディングコンパウンド(BMC)で中国の自動車関連市場に攻勢をかける。中国での自動車市場の伸びを受け、主力用途のランプリフレクター向けに売り込みを強化する。また次の柱として電気自動車(EV)などエコカーの普及も見越し、エコカー用モーター封止剤向けの新製品開発も推進、2013年の採用を目指す。

 タイヤは自動車で唯一地面と接する部分であり、その性能は自動車の安全性や運動性能を大きく左右する。ブリヂストンは、タイヤにセンサー機能をもたせることで路面状態を判定する新技術を開発した。この技術は走行中の路面をリアルタイムに7つの状態で判定するもので、判定結果は車内ディスプレイを介してドライバーへタイムリーに伝達することが可能。今後、ドライバーへの注意喚起システムや複数車両間通信による路面情報の共有化技術などでの実用化を目指す。

 三ツ星ベルトは、超高負荷駆動用タイミングベルト「ギガトルクGX」を開発、販売を開始した。心線にハイモジュラスカーボン繊維を採用し、ゴムタイミングベルトで世界最高水準の高伝動容量と耐久性を実現。専用プーリとの組み合わせにより、従来対応できなかった油圧機器や金属チェーンの使用領域でも使用が可能になった。2014年度に5億円の販売を目指す。

 帝人化成は、従来品に比べて成形性を大幅に高めたポリカーボネート(PC)樹脂のガラス繊維(GF)強化新規グレードを開発した。独自の相溶化技術を用い、PCに特殊ポリマーを微細分散化させることで、汎用PCのガラス繊維強化グレードと比べて成形性が約1・5倍、剛性が約1・3倍になった。耐熱性や寸法精度は従来品と同等。すでにカメラ用部品などに採用が決まっており、精密機器やOA機器に用途を広げ、2014年に10億円の売上高を見込む。

 ポリプラスチックスは8日、メタリック調外観を備えたポリアセタール(POM)樹脂「ジュラコン」の新規グレードを開発、用途開拓を開始したと発表した。アルミ顔料を最適配合することで、POM本来の強度やクリープ特性、耐熱性などを維持しながら、自由度の高い色調を実現したのが特徴。成形のみで塗装品と同等品質の外観を付与できることから、環境負荷低減などにもつながるという。同社では自動車部品をはじめ、排水栓、自転車部品といった幅広い用途での採用を見込んでいる。

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